こちらのソファー、肘掛部分がものすごいことになっています。↓
通常ですとこのような大きな破れおよび縫い目部分の修復は施工対象外でお受けしておりませんが(特に縫い目部分は再現が難しく、お客様の満足いく仕上がりにならない為)、どうしてもやって欲しい、失敗しても構わないということでお受けいたしました。
なかなか厳しかったですが、なんとかここまで修復できました。↓
やはり縫い目の部分が一番大変で、普通に修復しようとすると段差がなくなり縫い目部分が不自然になってしまうので、一旦破れを修復後、縫い目部分の段差を付けるため削り、また色を塗っていきました。縫い目部分はペンで描きました。
初めに想像していた出来よりも良く出来ましたが、これはほんとにお客様の了承がない限りは出来ない仕事だと思いました。
幸いにもお客様には満足いただけたので、とても良かったし、いい勉強にもなりました。
こちらの施工はお客様次第ということになります。
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